分類 | 現代美術 |
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分類No. | 1-S-1 |
種別 | 彫刻 |
収蔵年度 | 昭和58 |
作家名 | コンスタンティン・ブランクーシ |
作家名 ふりがな | こんすたんてぃん ぶらんくーし |
作家名 English | BRANCUSI, Constantin |
作品名 | 空間の鳥 |
作品名 ふりがな | くうかんのとり |
作品名 English | L’Oiseau dans 1’espace |
制作年 和暦 | 大正15(昭和57)-大正14 |
制作年 西暦 | 1926(1982)-1925 |
(各) | |
縦 (cm) | |
横 (cm) | |
奥行 (cm) | |
材質・技法・形状 | 本体ブロンズ 台座上部 円筒形、大理石 台座中間部 十字形、石 台座底部 X型、石 |
員数 | |
備考 | 高さ 本体135.0 台座上部17.0 台座中間部25.5 台座低部106.7 |
出品展 | |
文化財等指定 | |
寄贈品 | |
作品解説 | 自然物に取材したブランクーシの彫刻は、半抽象的なかたちをしているが、決して対象から遊離したものではなく、逆に対象の原生命や本質を見事に捉えたものとなっている。「空間の鳥」は、鳥が持つ『飛行』という能力を表現しようとした作品であり、鳥の頭や足といった無駄な要素を残らず削ぎ落としていった結果、プロペラやミサイルなどとも共通する、完璧な流線型フォルムに到達することになった。絶妙のバランスを保った優美なプロポーション、ブロンズの重さを感じさせない表面処理が、重力の束縛をふりほどいて無限の天空へ飛翔する鳥のイメージを見事に再現している。なお「空間の鳥」は1923年から41年にかけて全部で16作が制作されているが、本作品は第4作を原型とした再鋳造である。 |