分類 | 現代美術 |
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分類No. | 1-P-22 |
種別 | 版画 |
収蔵年度 | 昭和56 |
作家名 | パブロ・ピカソ |
作家名 ふりがな | ぱぶろ ぴかそ |
作家名 English | PICASSO, Pablo |
作品名 | 僧院 |
作品名 ふりがな | そういん |
作品名 English | Le Couvent |
制作年 和暦 | 明治43 |
制作年 西暦 | 1910 |
(各) | |
縦 (cm) | |
横 (cm) | |
奥行 (cm) | |
材質・技法・形状 | エッチング・紙 |
員数 | |
備考 | 20.0×14.2 25.0×19.2(縦×横) |
出品展 | |
文化財等指定 | |
寄贈品 | |
作品解説 | その生涯を通じて幾度も作風を大きく変えたピカソであるが、現代美術に与えた影響という点から見ると、1907年から18年にかけての《キュビスムの時代》が最も重要である。「テーブル」、「僧院」、「レオニー嬢」、「長椅子のレオニー嬢」この4点の作品は、いずれも画商カーンワイラーが1911年に刊行した詩人マックス・ジャコブの小説『聖マトレル』の挿絵として制作されたものである。主人公ヴィクトール・マトレルが様々な事情に導かれるままに僧院へ行き、そこで神の恩寵に打たれ、昔の友人を改宗させて死んでゆくという内容の物語であるが、ピカソは物語の視覚的再現ではなく、造形的実験にもっぱら興味を注いでいる。対象の形態をいったん分解し、角張った短い線の集積として再構成するという、分析的キュビスムの手法が典型的に示された作品である。 |