総長 ごあいさつ

ごあいさつ

 

令和2年4月1日

 

滋賀県立近代美術館

 総長(滋賀県副知事) 西嶋栄治

 

滋賀県立近代美術館は昭和59年(1984年)に緑豊かなびわこ文化公園内にオープンし、平成29年(2017年)4月にリニューアルのため長期休館に入るまでの33年間にわたり、1,800件を超える優れた作品をコレクションするとともに、数多くの独自企画の展覧会や教育普及事業に積極的に取り組み、多くの皆様に御利用いただいてきました。

休館後、今日に至るまで整備内容等について多くの曲折があり、御心配をおかけしてまいりましたが、現在、老朽化対策を中心としたリニューアル工事を進めており、令和3年度(2021年度)早期に再開館することを目指しております。

リニューアル工事では、作品の魅力をより楽しんでいただくための内装や照明の改修、人と作品の安全を守るための消火設備改修や耐震対策、みんなにやさしく使いやすい親子向け施設の新設やトイレ改修などを行います。来館者がエントランスから賑わいを感じ、美術や滋賀の魅力に出会いながら、交流を生み出していただく空間の構築にも取り組みます。

こうしたリニューアル整備を機に、当館開館以来の柱としてきた「近代・現代美術」、近年収集方針に加え既に150件を超える作品の収蔵に至っている「アール・ブリュット」、さらには多くの国宝や重要文化財を擁する琵琶湖文化館の収蔵品などの「神と仏の美」の展示も含め、過去から今日に至る滋賀の多彩な美の魅力に出会う「美の滋賀」の入口・拠点となる美術館として、新たなスタートをきりたいと考えています。

今年度中には、リニューアル後の一層充実した運営内容を具体的な形でお示しする予定です。近代美術館のこれまでの蓄積を活かしつつ、より快適で楽しい美術館へ脱皮できるよう、スタッフ一同と力を合わせて準備に取り組んでまいりますので、どうぞ御期待ください。