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平成12年 秋の美術館講座
『狩野(かのう)派の絵画』

(受け付け終了いたしました。)

 美術館講座は、美術の歴史や作品の見方、制作技法などについて、一般の方々を対象にわかりやすく解説する催しです。毎年春と秋の2回、それぞれ異なったテーマを設けて、連続講座形式で実施しています。
 第30回目を迎える今回は、室町時代から江戸時代にかけての日本絵画の超主流派、狩野(かのう)派を特集します。時の政治の流れを敏感にとらえ、為政者と結びついて画壇に君臨したこの一派の栄枯盛衰を、作品を通して展望して行きます。なお講座の期間、企画展示室では「静岡県立美術館・滋賀県立近代美術館共同企画展 日本画の情景一富士山・琵琶湖から」を開催中ですが、この展覧会には狩野派の作品がたくさん出品されており、あわせてご覧いただくことをお薦めします。

 第1講「狩野派の出現から大成へ」
 室町期、狩野派の始祖・狩野正信から、古法眼といわれ後の画人にも強い影響を与えた二代・狩野元信、そして桃山画壇の覇者、四代・狩野永徳を中心に、戦乱の中での画業をたどります。

 第2講「江戸狩野様式の確立」
 徳川幕府の御用絵師として、日本全土に及ぶヒエラルキーを築き上げた狩野派。狩野探幽からその後裔にいたる奥絵師の光芒をさぐります。

 第3講「京狩野(きょうがのう)」
 徳川政権の開闢にあたり、豊臣方にいたため辛酸を舐めた狩野山楽。一門が江戸に移って後も、彼の一家は京に残って、宮中などに制作を続けます。京狩野家のステイタスをみつめます。

 第4講「狩野派の衰退」
 形式主義に陥ったといわれる狩野派。その実態や、それでも近代への橋渡しの役割を担った狩野派の画人たちについて、言及します。

■講座スケジュール
 11月19日(日) 午前10時半〜12時  第1講「狩野派の出現から大成へ」
           午後1時半〜3時    第2講「江戸狩野様式の確立」
 11月26日(日) 午前10時半〜12時  第3講「京狩野」
           午後1時半〜3時    第4講「狩野派の衰退」

■講 師 当館学芸員 岩田 由美子

■会 場 滋賀県立近代美術館 講堂

■定 員 200名

■受講料 無料

■申し込み方法
  受講を希望される方は、郵便往復ハガキに住所・氏名(ふりがなも)・電話番号を明記の上、10月31日(火)(必着)までに、滋賀県立近代美術館「美術館講座」係まで申し込んで下さい。電話による申し込みは受け付けませんので、ご注意下さい。
  受講決定者には締め切り終了後、折り返しその旨を通知いたします。なお受講希望者が相当多数になった場合、会場の都合などのため、やむを得ず抽選で受講者の選抜を行うことがありますので、あらかじめご了承下さい。(受け付け終了いたしました。)

■宛 先   〒520−2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1
               滋賀県立近代美術館「美術館講座」係

■過去の美術館講座の記録 こちらをご覧下さい