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概 要 /
「加工されていない、生のままの芸術」を意味する「アール・ブリュット」という概念は、フランスの美術家ジャン・デュビュッフェ(1901-85)が1945年に提唱したものです。当時のフランス美術界のアカデミズム化に反発したデュビュッフェは、精神障害者や幻視者をはじめとする正規の美術教育を受けていない人々が内発的な衝動の赴くままに制作した作品を高く評価し、既成の美術概念に毒されていない表現にこそむしろ真の芸術性が宿っていると主張しました。 このたび滋賀県立近代美術館では、デュビュッフェの母国フランスの非営利財団abcd(art brut connaissance & diffusion=アール・ブリュット:理解と普及)の所蔵品により、「アール・ブリュット」の代表的な約60作家、約130点による展覧会を開催します。abcdの活動の三本柱である、(1)コレクション、(2)ドキュメンタリー映画の制作、(3)多角的な研究 を通じて「アール・ブリュット」が投げかける様々な問いに光をあてることを試みるものです。 また関連事業では多彩な講師を招き、広範な見地から「生命」と「表現」の問題を考える連続講演会を行います。本展がわが国における「アール・ブリュット」のさらなる理解と普及に寄与するとともに、「生命」により直結した「表現」のあり方について再考する機会となれば幸いです。
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abcdについて /
abcd(art brut connaissance & diffusion=アール・ブリュット:理解と普及)は、ブリュノ・ドシャルム(コレクターであり、アール・ブリュット作家のドキュメンタリー映画の監督でもある)と、アール・ブリュットに共感する人々との出会いによって1999年に設立されました。その後、作家、精神分析医、心理学者、美術史家、哲学者、さらには熱意あるアマチュアたちによる研究グループが形成され、研究の成果は数々の出版物、展覧会、映像などに反映されています。また、ドシャルムはアール・ブリュットをめぐる他国の状況にも関心があり、2003年にはテレジエ・ゼマーンコヴァーの主宰のもとにabcdプラハ支部が開設されました。1980年代から集められたabcdのコレクションは、選択眼の厳しさに基づく質の高さにより確固たる権威を築いてきましたが、その中には、19世紀半ばから今日に至る主要な作家(約200名)による2,000点を越える作品が含まれています。
会 期 / 2008年10月25日(土)〜11月30日(日) 32日間
休 館 日 / 月曜日 ただし11月3日(月・祝)、11月24日(月・祝)は開館、11月4日(火)、11月25日(火)は休館
観 覧 料 / 一般1,150(950)円、高大生900(700)円、小中生700(500)円 ( )内は前売および20名以上の団体料金
ローソンチケットLコード / 52897 ←クリックして下さい。 ローソンチケットでお買い求めの前売券は、当館総合受付(チケットカウンター)にて観覧券とお引き換え下さい。
主 催 / 滋賀県立近代美術館
共同企画 / abcd (art brut connaissance & diffusion)
後 援 / フランス大使館、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、びわ湖放送株式会社
協 賛 / 株式会社資生堂、パナソニック株式会社、ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ
助 成 / アサヒビール芸術文化財団
協 力 / 日本航空
そ の 他 / 平成20年度文化庁芸術拠点形成事業、日仏交流150周年イベント、[社]企業メセナ協議会認定
出品作家 /
関連情報 /
関連の催し /
大人のためのワークショップ応募方法/ 往復はがきに以下の内容をかいて、締め切りまでに応募してください。 (1)氏名(ふりがな) (2)住所 (3)電話とFAX番号(お持ちの場合)
申込先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1 滋賀県立近代美術館 「アール・ブリュット展鑑賞ワークショップ」係
◆注 意/ ・定員を超えた場合は抽選となります。応募の詳細は当館まで。
たいけんびじゅつかん応募方法/ 往復はがきに以下の内容をかいて、締め切りまでに応募してください。 ・参加希望日とワークショップ名 ・参加したい人全員の氏名(ふりがな)・学年 (保護者を含め、家族の中で参加する人全員の名前を書いて下さい) ・郵便番号と住所 ・電話番号 ・ファックス番号(あれば) ・希望材料数(例:○名分希望)
申込先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1 滋賀県立近代美術館 「たいけんびじゅつかん」係
◆注 意/ ・子どもと保護者一緒の参加が原則です。 ・応募者多数の場合は抽選で決定します。 ・選外の場合も通知します。 ・ファックスをお持ちの方は番号をお書き下さい。
★毎日、午後1時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。
(図版1) Aloise Corbaz (アロイーズ・コルバス) 題名不詳 制作年不詳 色鉛筆 70×50cm (C)collection abcd, Paris
(図版2) Henry Darger (ヘンリー・ダーガー) 題名不詳 1950-60年 ガッシュ、鉛筆 48×241.5cm (C)collection abcd, Paris _ Kiyoko Lerner
(図版3) Adolf Woelfli (アドルフ・ヴェルフリ) 「Christoph Colombus(クリストフ・コロンブス)」 制作年不詳 色鉛筆、鉛筆 32×20.5cm (C)collection abcd, Paris
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