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概 要/
本展は、静岡県立美術館と当館の共同企画展です。すでに両館は、平成12(2000)年度に「日本画の情景−富士山・琵琶湖から−」と題して、室町時代から今日に至る日本絵画の風景表現を中心とした共同企画展を開催し、好評をいただきました。
今回の展覧会は、両館の所蔵品を中心とする約80点の作品によって、20世紀という激動の時代の美術を多面的に探ろうとするものです。日本画や近代日本洋画を中心としながら、彫刻や工芸まで視野を広げ、また同時代の西洋絵画からアメリカを舞台とする現代美術にいたるまで、幅広いジャンルの作品を紹介します。
本展では、時代順や作品の制作年順によって構成するのではなく、20世紀を特徴づける「8つのテーマ」を設けて、そこから作家の感性や表現に触れていただきます。20世紀の美術を展望することで、現在の我々が置かれている状況や未来に向けた創造の可能性の探求を試みたいと思います。
会 期 / 平成17年(2005年) 6月4日(土)〜7月10日(日) 開催日数:32日
休館日 / 毎週月曜日
開館時間 / 午前9時30分〜午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
会 場 / 滋賀県立近代美術館 企画展示室 1・2
主 催 / 滋賀県立近代美術館、 静岡県立美術館、 「美術の20世紀展」実行委員会、京都新聞社(予定)
後 援 / 滋賀県教育委員会、NHK大津放送局(予定)
助 成 / 財団法人地域創造
観覧料 / 一 般 900円(700円)
高大生 650円(500円)
小中生 450円(350円) ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
ローソンチケットLコード/ 55437(5月3日販売開始)
構成と出品点数(予定) /
油彩画 24点、 日本画 25点、 版画 18点、 彫刻・立体 2点
ミクスト・メディア 3点、 工芸 5点、 書1点
計78点
展示構成(タイトルはいずれも仮称) /
(1) 日本における近代絵画の成立−日本の絵画と西洋の絵画
主な作家:司馬江漢、岸竹堂、山元春挙、五姓田義松、菱田春草、川村清雄 等
(2) 画家の求めた風景
主な作家:和田英作、曽宮一念、野口謙蔵
(3) 大正の写実−御舟と劉生など
主な作家:速水御舟、小茂田青樹、岸田劉生、柏木俊一、山口華楊
(4) ファシズムと戦争、人間性の希求
主な作家:エルンスト・バルラッハ、マグダレーナ・アバカノヴィッチ 等
(5) 色の可能性、形の力
主な作家:歌川広重、横山大観、中村岳陵、アンディ・ウォーホル 等
(6) 女性の時代−それぞれのアジア
主な作家:小倉遊亀、秋野不矩、三橋節子
(7) 触覚性の開拓
主な作家:山口長男、イヴ・クライン、徳岡神泉、斎藤義重、マーク・ロスコ 等
(8) 越境する美術
主な作家:森田安次、李禹煥、香月泰男、アンリ・マティス、芹沢けい■介 等(■は金へんに圭)
関連の催し /
講演会「日本美術の20世紀」
講師:木下直之氏(東京大学教授)
日時:7月2日(土) 午後2時〜
当館講堂 参加無料
講演会「美術の20世紀−豊かなる表現−」
講師:泰井(たい)良氏(静岡県立美術館学芸員)
日時:6月26日(日) 午後2時〜
当館講堂 参加無料
(図版1)
秋野不矩「廻廊」 1984(昭和59)年
紙本金地着色 静岡県立美術館蔵
(図版2)
横山大観「群青富士」(六曲一双のうち右隻)
1917-18(大正6-7)年頃 絹本着色
静岡県立美術館蔵
(図版3)
野口謙蔵「五月の風景」
1934(昭和9)年 油彩・画布
滋賀県立近代美術館蔵
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