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過去の企画展より(広報用資料)

静岡県立美術館・滋賀県立近代美術館共同企画展
日本画の情景―富士山・琵琶湖から―

Aspects of Japanese-style painting 一Itinerary from Mt. Fuji and Lake Biwa

10月21日(土) − 11月26日(日)



チラシ概 要/
 日本一の山・富士山に臨む静岡県と、日本一の湖・琵琶湖を擁する滋賀県。この両県の県立美術館は、静岡県立美術館が1986年、滋賀県立近代美術館が1984年と、ほぼ同時期に開館いたしました。またどちらの美術館も、特色ある日本画のコレクションを持っていることで知られています。本展は、この両館のコレクションを一堂に会し、日本画の歴史を一望しようとする、画期的な展覧会です。

 両館の日本画コレクションは、室町時代から現代にいたる作品で構成されています。静岡県美は、横山大観や竹内栖鳳など近代の優品とともに、狩野探幽や円山応挙、池大雅など江戸時代の名品を数多くそろえています。滋賀近美は室町期の「近江名所図屏風」などの重要作とともに、速水御舟や安田靫彦ら、近代の日本画家の代表作を数多く所蔵しています。近世の静岡、近代の滋賀。本展ではそれぞれのコレクションが補完しあい、16世紀から20世紀まで約500年の日本画の歴史を縦断的に展望することができます。また主題の面では、それぞれの土地柄から、富士山・琵琶湖を描いた作品がやはり多く、日本画における自然表現の変遷をじっくりご覧いただけます。また、東西の文化の差異、「東京(江戸)と京都(上方)」というそれぞれの特色も、随所で観察することができるでしょう。

 本展会場では『富士山と琵琶湖』『文人画と琳派・個性派』『円山四条派から京都画壇へ』『狩野派から院展・東京画壇へ』という4つのセクションを設けて、個性的な作品をご鑑賞いただけるようになっています。重要文化財2件を含む70件あまりの作品による、華麗な日本画の世界をぜひお楽しみください。

会 期 / 平成12(2000)年 10月21日(土) − 11月26日(日)

開館時間 / 午前9時30分〜午後5時(入場は午後4時30分まで)

休館日 / 毎週月曜日

主 催 / 滋賀県立近代美術館 / 静岡県立美術館 / 京都新聞社

会 場 / 滋賀県立近代美術館 企画展示室

交 通 / JR琵琶湖線(東海道線)「瀬田駅」下車、バス「滋賀医大」方面行きにて「文化ゾーン前」バス停下車、徒歩5分

観覧料 / 一 般 900円(700円)
     高大生 650円(500円)
     小中生 450円(350円) ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金

関連の催し /
  
講演会 「日本画の情景 ―富士山から―」
   11月5日(日) 午後2時より
   講師:静岡県立美術館主任学芸員 山下善也氏
   会場:当館講堂  参加無料
  
  日曜美術鑑賞会(展示品解説) 「日本画の情景 ―琵琶湖から―」
   10月29日(日) 午後2時より
   講師:当館主任学芸員 岩田由美子
   会場:当館講堂  参加無料

主な出品作 / 狩野探幽 「富士山図」 1667年 全期展示★
       狩野派 「近江名所図」(重要文化財) 室町時代後期 後期展示
       池大雅 「龍山勝会・蘭亭曲水図」(重要文化財) 1763年 前期展示★
       円山応挙「木賊兎図」 1786年 全期展示★
       橋本雅邦 「三井寺」 1894(明治27)年 全期展示★
       速水御舟 「洛北修学院村」 1918(大正7)年 全期展示
        ★は静岡県立近代美術館所蔵。それ以外は滋賀県立近代美術館所蔵の作品。

    会期中、一部展示替があります。
     前期展示:10月21日(土)〜11月5日(日)
     後期展示:11月7日(火)〜11月26日(日)


一ノ谷合戦・二度之懸図屏風 (図版1)
 狩野 探幽
 「一ノ谷合戦・二度之懸図屏風」(部分)

 室町時代後期

群青富士 (図版2)
 横山 大観
 「群青富士」

 大正6〜7年(1917〜18年)頃

浴女群像 (図版3)
 前田 青邨
 「浴女群像」

 昭和31年(1956年)

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