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会 期:平成12年2月26日(土)〜4月2日(日) 32日間開催
主 催:滋賀県立近代美術館・読売新聞大阪本社・読売テレビ・美術館連路協議会
協 賛:花王株式会社
会 場:企画展示室1・2
主 旨:
今日、日本のアニメーションは国内はもちろん海外でも非常に高い評価をえるようになった。日本のアニメ文化の歴史を振り返ってみて、最も大きな転換期といえるのが1958年の「白蛇伝」にはじまる60年代の東映動画による劇場用長編作品たちである。当時「東洋のディズニーを目指せ」の号令のもと、大プロダクションでの制作を可能にしたという歴史的転換と、個々が持っていた技術を日本独自のものとして洗練されていった新しい伝統の創出が、現在の日本アニメの隆盛への道を開いたことはいうまでもない。当展覧会では、この日本アニメの革新の時代をつぶさに検証し、日本アニメの技術水準の発展の経緯を今一度示すとともに、現代における新たな可能性までをも探ることを目的とした。展示は、アニメの設定のための資料から、それらが多くの作業過程を経て実際にスクリーン上で動き出すまでを見ることのできるよう、いわばアニメーションのできるまでを詳細に説明できるよう考えた。展示資料はシナリオ、設定用のスケッチ・絵コンテ・原画・動画・セル画・背景画・キャラクター商品などであった。
なお、この展覧会は広島市現代美術館、川崎市市民ミュージアム、砺波市美術館、宇都宮美術館、高松市美術館を巡回した。
観覧者数: 8,131人 (一日平均 254人、一日最高 724人)
関連行事:
○講演会「日本のアニメに期待すること」
2月27日(日) 於:講堂
講師:大塚康生氏(アニメーション作家)
○傑作アニメ上映会
2月26日(土)、27日(日)、3月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、20日(月・祝)、25日(土)、26日(日)、4月1日(土)、2日(日) 於:講堂
○ワークショップ「アニメーションをつくろう」
3月20日(月)、26日(日) 於:教養室
講師:平田健生(当館学芸主任)
図録(共通版):
225×295mm、127ページ(カラー作品図版317点、モノクロ作品図版144点)
編集:細萱敦(川崎市市民ミュージアム学芸員)
発行:読売新聞社・美術館連絡協議会
内容:○論文「日本アニメの黎明期一戦前アニメーションの流れ」漬辺泰、「東映動画の設立と長編アニメーション全盛時代」渡辺泰、「テレビアニメ発進一物語の滑走」田平
麻子、「TVアニメの時代」平田健生 ○大塚康生インタビュー ○「白蛇伝」に対する批評記事(当時の新聞・映画評より) ○対談再録「かえりみて語る”われらの動画”」薮下泰司、大工原章、森康二 ○図版 ○その他資料リスト ○協力者一覧