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会 期:平成11年4月3日(土)〜5月9日(日) 32日間開催
主 催:滋賀県立近代美術館・京都新聞社
後 援:文化庁・フランス大使館
協 力:日本航空
協 賛:安田火災海上保険株式会社
会 場:企画展示室1・2
主 旨:
今世紀前半、芸術の都パリは、最も刺激に溢れ、創造的なエネルギーの渦まく都市として、世界中の芸術家を惹きつけ、革新的で、前衛的な美術運動や流派が、次々にこの地から生まれていった。1905年にフォーヴの画家たちがサロン・ドートンヌに結集して、大胆な色彩表現で人々の度肝を抜き、続いてピカソとブラックが、従来の絵画の伝統を打ち破る新しい造形言語を発明し、その後の美術の流れに多大な影響を及ぼした。またヨーロッパの他の都市と同時平行的に、パリでも抽象絵画が花開く一方、両大戦間のいわゆる「狂騒の時代」には、前衛的な流派や運動から一線を画し、独自の画風を展開する画家たち−マティス、ドラン、デュフィ、ボナールなど−が、活発な創作活動を繰り広げた。さらに第一次大戦後に生まれたシュルレアリスムは、第二次大戦の戦禍を逃れてアメリカに亡命した画家たちを通して、戦後の抽象表現主義の誕生を促し、またパリにおいても戦後、アンフォルメルなどの新しい芸衝運動が生まれた。
本展は、20世紀美術の宝庫と言うべきパリ市近代美術館の所威品の中から、絵画74点、彫刻4点の計78点の作品を選りすぐり、「ピカソ、フオーヴ」「キュビスムの多面性」「両大戦間の非具象美術」「流派に属さない巨匠たち」「エコール・ド・パリ」「アンフォルメルと叙情的抽象、レアリスム」の6つのセクションに分類し、1901年から1970年の間に、パリを中心に繰り広げられた主要な美術運動を紹介した。
なお本展は、秋田市立千秋美術館、安田火災東郷育児美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に巡回した。
観覧者数: 22,567人 (一日平均 705人、一日最高 1,581人)
関連行事:
○日曜美術鑑賞会
平成11年4月18日(日) 於:講堂
講師:占部敏子(当館学芸主任)
図録(共通版):
296×220mm、180ページ(カラー作品図版79点)
編集・発行:株式会社アート・ライフ
内容:○論文「建築にたどる、ある美術館の歴史」シュザンヌ・パジェ、「現代美術の青春−フォーヴィスムからキュビスムへ」千足伸行 ○出品作品リスト ○関連年表