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企画展データベース【平成9年度】

『ユルゲン・クラウケ展
−幻影の戯れ−


チラシ会 期:平成9年5月13日(火)〜6月29日(日)  42日間開催

主 催:滋賀県立近代美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ、美術館連絡協議会、関西ドイツ文化センター

後 援:文化庁、ドイツ連邦共和国総領事館

協 賛:花王株式会社、ドイツ対外文化交流研究所、ノルトライン・ヴェストファーレン州芸術文化財団

協 力:ルフトハンザドイツ航空、ノルトライン・ヴェストファーレン州立経済振興公社、株式会社エヌ・アール・ダブリュージヤパン

会 場:企画展示室1・2

主 旨:
この展覧会は、1943年、ドイツに生まれ、現在ヨーロッパを中心に国際的に活躍している作家、ユルゲン・クラウケの日本で初めての本格的な回顧展として開催された。クラウケは、1960年代の後半から、素描、写真、パフォーマンスなど、色々な表現手段を使って創作活動を展開してきた。繊細な線で奇妙な人物のイメージを描いたドローイング、身近な人々を撮影したポラロイド写真、そして、ナンセンスな行為を繰り返すパフォーマンス。表現の方法は違っても、初期の作品以来、彼の作品に一貫してうかがえるのは、私達人間への興味である。そして、70年代になると自分自身を被写体とした写真作品に制作の的をしぼり、以降、様々な舞台のセットの中で演技を行う自らの姿を投影した写真を連作の形式で発表し、70年代以降のドイツ美術を語るうえで欠かすことのできない重要な作家として、高い評価を受けている。クラウケの全貌を紹介する我が国初の機会となった本展では、作品はもとより作者自身によって各会場にあわせて構成された展示が好評を博した。なお、この展覧会は、埼玉県立近代美術館、山口県立美術館を巡回した。

観覧者数: 6,581人 (一日平均 157人、一日最高 527人)

関連行事:
 ○
講演会
   5月13日(火)  於:講堂
   講演者:ユルゲン・クラウケ氏
   対談者:平野到氏(埼玉県立近代美術館学芸員)

図録(共通版):
 297×230mm、253ページ(カラー作品図版398点 モノクロ作品図版127点)
 編集:平野到・平山都(埼玉県立近代美術館)、尾崎佐智子(滋賀県立近代美術館)、河野通孝(山口県立美術館)
 発行:美術館連絡協議会、読売新聞社
 内容:○論文「『私』が消え去っていくとき」平野到、「像から幻像へ−ユルゲン・クラウケの主要な写真作品について−」クラウス・ホネフ、「ユルゲン・クラウケの〈日曜日のノイローゼ〉について」尾崎佐智子、「クラウケ!グロテスク!ファンタスティック!−クラウケの両性具有イメージについて−」河野通孝 ○略歴と文献 ○作品リスト