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企画展データベース【平成4年度】

『アメリカン・リアリズム    
具象イメージの再生:1952−1990


チラシ会 期:平成4年4月4日(土)〜5月17日(日)  38日間開催

主 催:滋賀県立近代美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ、美術館連絡協議会

後 援:アメリカ大使館

協 賛:花王株式会社

会 場:企画展示室1・2

主 旨:
アメリカ絵画は、第2次世界大戦後、抽象表現主義にはじまる革新的な絵画の隆盛により、それまでにないアメリカ独自の絵画を確立し、今日に続く多様な美術表現を確立した。本展は、この抽象絵画に並び立つ「もうひとつのアメリカ型絵画」とでもいうべき、目に見える現実世界を凝視した具象表現によるリアリズム絵画に焦点を当て、1950年代から今日までの約40年間を中心に、戦前の先駆的画家たちの作品もまじえて、その足跡を総体的に展観するものであった。
この展覧会は、《先駆者たち》《抽象の時代のリアリズムと具象絵画》《ベイ・エリアの具象絵画》《物語的、寓意的、古典的絵画》《第二世代のリアリストたち》《写真を素材にした絵画》《フォトリアリズム》《現代の風景画》の8部門から構成され、ラリー・リヴァース、フイィリップ・パールスタイン、リチャード・エステスら66人の作家の最新作を含む、油彩画、水彩画、デッサンなど全116点の作品を展示し、これまで触れる機会の少なかったアメリカのリアリズム絵画の現代的な姿を多面的に紹介した。抽象表現主義をくぐり抜けてきたこれら具象表現の動向を広く展望することを通じて、アメリカ美術の特質、ひいてはこれを支えるアメリカの文化的背景について、より一層の理解を深めるまたとない機会となった。宮城県美術館、そごう美術館、徳島県立近代美術館、高知県立郷土文化会館巡回。

観覧者数: 13,014人 (一日平均 342人、一日最高 970人)

関連行事:
 ○
講演会「アメリカ絵画の風土と精神」
   平成4年4月26日(日)  於:講堂
   講師:生井英考(共立女子大学専任講師)
 ○日曜美術鑑賞会「アメリカン・リアリズム展」
   平成4年4月12日(日)  於:講堂
   講師:高橋佐智子(当館学芸員)

図録(共通版):
 224×280cm、215ページ(カラー作品図版116点、モノクロ挿図10点)
 編集:宮城県美術館
 発行:宮城県美術館、財団法人そごう美術館、徳島県立近代美術館、滋賀県立近代美術館、高知県立郷土文化会館、美術館連絡協議会、読売新聞社
 内容:○論文「アメリカン・リアリズム覚書き」桑原住雄(武蔵野美術大学教授)、「アメリカン・リアリズムと具象絵画」ジョン・アーサー(ゲスト・キュレーター)、「具象イメージの再生−抽象表現主義時代のリアリズム絵画」新田秀樹(宮城県美術館学芸員) ○作家解説(新田秀樹) ○主要参考文献 ○出品リスト