[表紙] [ひとつ前へ] [前の展覧会へ] [次の展覧会へ]
会 期:昭和62年10月10日(土)〜11月8日(日) 26日間開催
主 催:滋賀県立近代美術館、中日新聞社、ハーグ市立美術館
後 援:外務省、文化庁、オランダ大使館
協 力:KLMオランダ航空
会 場:企画展示室1・2
主 旨:
カンディンスキーとともに、現代抽象絵画への道を切り開いたオランダの巨匠、ピート・モンドリアン(1872−1944)のわが国で初めての本格的な回願展である。モンドリアンはハーグ派の影響の下に、初期の頃は自然主義的な風景画を描いていたが、やがて新印象主義やフォーヴィスムなどの作風を取り入れ、自然の本質に迫るため、色彩や形態を単純化するようになった。そしてパリで立体主義の洗礼を受けた後、彼独自の美学、思想体系である「新造形主義」を提唱し、オランダで前術的な芸術誌「デ・ステイル」を発行して、抽象主義の芸術運動を繰り広げるとともに、今日モンドリアン・スタイルとして親しまれている垂直・水平線と三原色の色面からなる幾何学的抽象画のスタイルを確立した。
本展はモンドリアンの優れたコレクションで知られるハーグ市立美術館の所蔵品の中から厳選した油彩・水彩・素描115点及び最晩年のニューヨーク時代の作品1点を展示し、自然主義的な風景画から純粋抽象へと至るモンドリアン芸術の軌跡を紹介した。
なおこの展覧会は、西武美術館、宮城県美術館、福岡市美術館を巡回した。
観覧者数: 12,013人 (一日平均 462人、一日最高 1,161人)
関連行事:
○講演会「モンドリアンの抽象絵画」
昭和62年10月18日(日) 於:講堂
講師:宮島久雄氏(京都工芸繊維大学)
○日曜美術鑑賞会「モンドリアン展」
昭和62年10月11日(日) 於:講堂
講師:占部敏子(当館学芸員)
図録(共通版):
270×229mm、221ページ(カラー図版116点)
監修・翻訳:宮島久雄、五十殿利治
編集:東京新聞、西武美術館
発行:東京新聞
内容:○「序文」ヘルベルト・ヘンケルス ○「ピート・モンドリアンを訪ねて:三つの会見記」 ○論文「ウィンチルスウェイクのモンドリアン」ヘルベルト・ヘンケルス、「アトリエのモンドリアン」ヘルベルト・ヘンケルス ○「モンドリアン:イメージによるその生涯
1872−1944」