こころのうたごえ -岩下哲士の世界-

2004年1月10日2004年2月15日
脳障害を克服して素晴らしい芸術世界を生み出した、滋賀県甲南町在住の画家・岩下哲士(1969- )の芸術の全貌を紹介する回顧展。氏は1歳の時に急性小児片麻婚を発症し、右脳の機能をほとんど失ったものの、奇跡的に左脳が右脳の機能を補うようになり、周囲の人々のすすめで描き始めた絵に才能を爆発的に開花させるようになった。 虫や草花やほとけ様をカラフルな色使いで大胆に描いたユーモラスな作品群には、大人が失ってしまった曇りのないおおらかな感性と、奇抜でユニークな発想、そして天性の豊かな色彩感覚が溢れている。本展は2002年1月に山梨県の山中湖畔にオープンした「岩下哲土アトリエ館」が所蔵する、絵画作品、陶器等の立体作品や、彼の人柄をしのぶ資料等を網羅して展示紹介した、過去最大規模の個展である。
主  催 滋賀県立近代美術館
後  援 滋賀県教育委員会、滋賀県社会福祉事業団、NHK大津放送局
協  力 山中湖岩下哲士アトリエ館、彩鳳堂
会  場 企画展示室1・2
関連行事 ○日曜美術鑑賞会(展示品解説)
平成16年1月25日(日)   於:講堂
講師:平田健生(当館主任学芸員)
○子どものためのワークショップ 「哲ちゃんと一緒に描こう」
アクリル絵具を使って、全紙判の紙にひとりひとり大きな絵を描く
平成16年1月18日(日)・2月1日(日)   於:講堂
定員:幼稚園年長~小学生、20名
指導:岩下哲士氏、美術館サポーター
図  録
(共通版)
290×223mm、120ページ(カラー作品図版119点)
編集・発行:株式会社彩鳳堂画廊
内容:○エッセイ:「テッちゃんの絵」養老孟司、「アトリエ館開館によせて」 和田誠、
「哲士君、おめでとう」 長尾憲彰、「鴨なんばんの話」 岩下淳子
○作者プロフィール
新聞関連記事 読売新聞英字版 平成16年1月15日  特集記事 “Tetchan -An artist full of life-”