日本美術院の作家たち

2015年9月1日2015年10月25日

日本美術院は、東京美術学校(現・東京藝術大学)の創立に尽力し、近代日本における美術史学の礎を築いた学究の徒・岡倉天心によって明治31年(1898)に創設されたわが国初で最大の在野の美術団体です。伝統に学びつつ新たな日本画を追求する革新的な気風のもと、集った俊英たちは研鑽を重ね、数々の名作を発表しました。本展では、日本美術院創始に携わった下村観山、西郷孤月、横山大観、菱田春草をはじめ、速水御舟、小茂田青樹、安田靫彦、前田青邨など、院展を舞台に活躍した作家たちの日本画作品をご紹介します。

●日本画・郷土美術部門

作者名 タイトル 制作年

《日本美術院の作家たち》

下村観山 観音図 明治44年(1911)頃
西郷孤月 山水図
横山大観 月下牧童 明治34年(1901)頃
横山大観 八幡緑雨 大正8年(1919)
横山大観 木兎 昭和4年(1929)頃
菱田春草 雪の山 明治42年(1909)頃
菱田春草 落葉 明治42年(1909)
木村武山 花木図 大正4年(1915)頃
安田靫彦 紅白椿 昭和39年(1964)
安田靫彦 紅梅 昭和36年(1961)
安田靫彦 鞍馬寺参籠の牛若 昭和49年(1974)
今村紫紅 江頭春 大正2年(1913)
山村耕花 節季候 大正8年(1919)頃
中村岳陵 黄昏時 大正末期
大林千萬樹 街道 大正前期
小茂田青樹 秋草に少女 画稿 大正14年(1925)
冨田溪仙 淡路島 昭和5年(1930)頃
前田青邨 昭和24年(1949)
守屋多々志 衣香 昭和50年(1975)

《工芸展示コーナー》

安田全宏 彩雲 昭和60年(1985)
清水卯一 蓬莱赤土彩魚文扁壺 平成5年(1993)
清水卯一 蓬莱掛分丸壷 平成8年(1996)

《小倉遊亀コーナー》

小倉遊亀 受先を謳う 昭和11年(1936) 第23回院展
小倉遊亀 少将滋幹の母 挿絵 昭和24〜25年(1949〜50)
小倉遊亀 ゼラニウム 大正時代 個人蔵
小倉遊亀 山茶花 1930年頃
小倉遊亀 アネモネ 昭和10年(1935) 第1回九皐会展
小倉遊亀 佳器 昭和31年(1956) 第3回鼎会展
小倉遊亀 憩う 昭和35年(1960) 第7回鼎会展
小倉遊亀 少女 昭和38年(1963) 第48回院展
小倉遊亀 画人像 昭和37年(1962) 第47回院展
小倉遊亀 観自在 昭和43年(1968) 第53回院展
小倉遊亀 桔梗 昭和53年(1978)
小倉遊亀 古陶と青柿・黒い台の白桃・古九谷マンゴウ 昭和63年(1988) 第73回院展
小倉遊亀 紅白紫黄 平成元年(1989) 第74回院展