滋賀の工芸─志村ふくみと森口華弘を中心に─

2014年10月28日2014年12月21日

紬織着物の志村ふくみ(近江八幡市出身)と京友禅の森口華弘(守山市出身)を中心に、滋賀県ゆかりの工芸作家を紹介します。

「工芸」というものの本質には、本来は作品としてよりも生活の「道具」として“使い勝手の良さ、丈夫さ”が求められます。しかし、美術館を含め一般的に作品鑑賞することを前提とした場合は、芸術的な感覚が加わって“姿形、色合い、デザイン”など鑑賞する側に立った要素が重要になってきます。
また、工芸作品には「用と美」あるいは「機能と装飾」という、一見、矛盾するような二つの要素が作品に要求されます。このことは、絵画など他の分野には見られない特殊な性質を持っていると言えます。つまり、工芸品に求められることは“手になじむ使いよさ・見た目に美しい・丈夫で長持ち”という要件を備えていることが大切といえるでしょう。

●日本画・郷土美術部門

作者名 タイトル 制作年

《滋賀の工芸─志村ふくみと森口華弘を中心に─》

志村ふくみ 鈴虫 昭和34(1959)年
志村ふくみ 昭和36(1961)年
志村ふくみ 藍堅暈し 昭和38(1963)年
志村ふくみ 楽浪 昭和41(1966)年
志村ふくみ 昭和42(1967)年
志村ふくみ 熨斗目 昭和56(1981)年
志村ふくみ 風鐸 昭和59(1984)年
志村ふくみ 平成9(1997)年
志村ふくみ 須磨 平成11(1999)年
志村ふくみ 篝火 平成15(2003)年
志村ふくみ 小ぐら・雪輪屏風 平成15(2003)年
志村ふくみ 裂の筥 昭和59(1984)年
森口華弘 松樹文様振袖 昭和30(1955)年
森口華弘 竹間 昭和41(1966)年
森口華弘 梅菱文様 昭和48(1973)年
森口華弘 双華 昭和58(1983)年
伊砂利彦 月の道 平成3(1991)年
清水卯一 灰釉壺 昭和30(1955)年
清水卯一 鉄釉柿十字大鉢 昭和39(1964)年
清水卯一 蓬莱青瓷輪花鉢 昭和59(1974)年
清水卯一 鉄耀水指 昭和59(1974)年
清水卯一 蓬莱赤土彩魚文扁壺 平成5(1993)年
清水卯一 蓬莱掛分丸壺 平成8(1996)年
三代高橋楽斎 信楽一重切花入 昭和20年代末
三代高橋楽斎 信楽縄文花壺 昭和33(1958)年
三代高橋楽斎 信楽平水指 昭和30年代中期
五代上田直方 信楽手桶型水指 昭和38(1968)年
五代上田直方 信楽宝塔香炉 平成12(2002)年
五代上田直方 信楽臼形水指 平成13(2003)年
杉田静山 花籠 うねり 平成初期頃
杉田静山 花籠 蕾 平成初期頃
杉田静山 花籠 秋風 平成12(2000)年
杉田静山 花籠 朧 平成18(2006)年
杉田静山 茶籠 平成6(1994)年
 

《工芸展示コーナー》

宮下善寿 紫紅窯花盛器 昭和52(1977)年
宮下善寿 淡青瓷唐草文高杯 昭和58(1983)年
安田全宏 彩雲 昭和60(1985)年

《小倉遊亀コーナー》

小倉遊亀 受洗を謳う 昭和11(1936)年 第23回院展  
小倉遊亀 胡瓜 昭和3頃(1928頃)年    
小倉遊亀 少将滋幹の母 挿画 昭和24〜25(1949〜50)年    
小倉遊亀 昭和5頃(1930頃)年    
小倉遊亀 アネモネ 昭和10(1935)年 第1回九皐会展  
小倉遊亀 百日草 昭和14(1939)年 芳美展(東京美術倶楽部)  
小倉遊亀 花と古陶 昭和30年代後半〜40年代前半   寄託品 
小倉遊亀 観世音菩薩 昭和16(1941)年 第28回院展  
小倉遊亀 少女 昭和38(1963)年 第48回院展  
小倉遊亀 聴く 昭和49(1974)年 第59回院展  
小倉遊亀 或る御神像 昭和53(1978)年 第63回院展  
小倉遊亀 芥子 昭和53(1978)年    
小倉遊亀 花と果物 昭和61(1986)年 第71回院展  
小倉遊亀 盛花 平成12(2000)年 第85回院展